もしかして、一般的にあまり知られていないかも知れませんが、
ドライクリーニングでも洗剤を使います。
それでは、洗剤につてい簡単に説明いたしましょう。
洗剤の主成分は、界面活性剤です。
界面活性剤の特徴は、「界面張力を低下させる。潤滑を良くし浸透し易くする。」概ねこの二点です。
この特徴により、二つの大事な働きをします。
一つは、水の中にある油汚れ又は、ドライ溶剤中の水溶性の汚れを微粒子レベルまで
細かく分解し汚れを落とします。
もう一つは、固体の汚れ(泥、砂、塵など)を繊維の隙間から滑り出し汚れを落とします。
界面活性剤は、マッチ棒の様な形をしています。但し、これは分子レベルでの話です。
丁度、マッチの軸の部分が親油性をもった親油基、マッチの火が点く部分が親水性をもった親水基です。一つの分子の中に、全く性質の違う基が存在する。
それが、界面活性剤です。
水と油、二つの性質を持つからこそ、上記の様な性質を持っているのです。
界面活性剤はイオン性により分類できます。
イオン性とは、簡単に言うと「水に溶かした時に(+)の電荷を持つか(−)の電荷を持つか。」で決定されます。
マイナスイオンの界面活性剤をアニオン系、
プラスイオンの界面活性剤をカチオン系、
イオン化しないものをノニオン系、
又、プラスとマイナス両方のイオンを持つものも在ります。(両性活性剤)
イオン性を把握しておかないと、複数の薬品を用いる場合などにプラスイオンとマイナスイオンが
相殺し本来の効能が得られない可能性が在ります。